真夏の淡路銅鐸展

 去る7月28日(金)友人と南あわじ市の「玉青館」(松帆西路1137-1)へ銅鐸の夏季特別展を見に行って参りました。開催期間は7月12日(水)~9月10日(日)です。場所は西淡三原ICから5分ほどの街中から外れた山裾にあります。

 以下3枚は玉青館の概観です。ここは滝川記念美術館で日本南画界の第一人者「直原玉青(じきはらぎょくせい)」画伯の絵画をコレクションする現代南画の美術館です。

 

 

 

 特別展開催表示

 展示室入口掲出の松帆銅鐸レプリカ。友人と鳴らしてみました♬

 空から見た松帆地

 お宝の発見された「マツモト産業」の加工工場内の砂山

 発見された7個の銅鐸

 記者発表時の各報道機関の取材クルー。以下4枚は新聞記事

 

 

 

 

 発見された平成27年夏に開催された速報展。写真下の説明書きでは開館30日間の入館者数は5,860人!

 松帆銅鐸の最大の特徴は大きな銅鐸の中に小さな銅鐸が入っている「入れ子」状態で発見されたことです。また大小それぞれの銅鐸の中には「舌」があることが分かりました。まあスゴイこと! ビックリ!?

 

 発見記念シンポジウム

 シンポジウムにも参加された銅鐸研究の第一人者「難波洋三」氏。松帆銅鐸の調査にも当たられました。

 こうして見てくると、今までに発見された銅鐸の中でもひときわ貴重な見応えのある銅鐸ではないかと見とれてしまいますね ♪ 私もここへ来るのは昨夏に続いて2度目で、数年前には南あわじ市主催のシンポジウムにも出席させていただきました。

 帰りに友人と銅鐸が埋能されていたと思われる松帆慶野の「慶野松原海岸」へ写真を撮りに行きました。

 いやあ、なんと見事な海岸でしょうか (@_@)

 鳥居を見つけて早速お参りに行きました。

 

 社殿横の掲示板を見ると、ご祭神は事代主命であることが分かりました。海の守り神の神様ですね。

 

 広大な心地よい松林の中を友人と二人で靴音を楽しみながら駐車場へ。帰りすがら「徳島市でも昔は津田の海岸がこんな感じだったよねえ。いつの間に無くなったんだろうね。」と友人と顔を見合わせました。私は富田小学校6年生の時に何度か津田海岸に授業で泳ぎに行ったことを思い出しました。

 自然は一度失うと二度と戻りません。自然保護の大切さに改めて思いを致したひとときでした。

ではまた次の投稿をお楽しみに (^_^)/~