5年ぶりに奈良へ(2)畝傍山登山~箸墓古墳・ホケノ山古墳

奈良訪問2日目(5月22日(月))、橿原市内のホテルを出て畝傍山西側麓近くのお寺の駐車場に車を止めて、麓の式内大社「畝傍山口神社」右横の登山道へと踏み入れました。

西側から見た畝傍山(標高199m)

近くの風景です。

親切な「登山口」の表示

 

式内大社「畝傍山口神社」

社殿手前の右から入っていくと初めはこんな道です。

次第にこんな道に

頂上です!15分で到着しました。

三角点

目指す風景です。

西の方、遠くに見えるのは生駒・金剛山系の岩橋山(659m)か。

さあ、次は橿原神宮です。

広大な敷地

やっぱりでっかいなあ!大鳥居

晴れが似合う境内です。

次は神武天皇陵へ

 

こちらもやたらに広いです。第2代綏靖天皇陵、第3代安寧天皇陵、第4代懿徳天皇陵は省きます。

お腹が空いてきました。奈良訪問の度に訪れる「三輪そうめん山本」へ(^_^)/~

暑かったので冷や麦セットを頂きました(^^ゞ

腹ごしらえも出来たので歩いて直ぐ東にある「箸墓古墳」へ。

 

 

宮内庁は箸墓古墳の被葬者をなぜか第7代孝霊天皇の皇女「ヤマトトモモソヒメ」と比定し、畿内説の諸学者は卑弥呼の墓であるとしていますが‥‥‥時代が合わないですよねえ。

いよいよ今回の訪問最後の「ホケノ山古墳」です。箸墓・ホケノ山とも4回目の訪問

箸墓古墳の東、車で5分ほどの所です。

説明看板のそれぞれを拡大してみましょう。

 

 

さあ、登ってみましょう。前方部から上がって行きます。

畿内説の第一人者のひとり、考古学者石野博信氏の見立てによると被葬者は阿波の出身者で、海洋交易者であるとのことです。(新聞コメント)

全長80mの上、後円部は高原のようで眺めもいいです。目前のこんもりした小山が箸墓古墳です。右側の池が見えるでしょうか。少し拡大してみましょう。

午後1時に帰途につき、途中大阪の高速道路で工事のため迂回をするなどしたため帰宅は午後4時過ぎでした。次の奈良訪問は7月22日(土)桜井市立図書館での第18回纏向学セミナー「卑弥呼とヤマト王権」(寺沢薫氏とNHK記者との対談)出席です。内容についてはまた主催講座・ブログ等でご報告させていただきます。乞うご期待!

おまけ。帰りに撮った鳴門の「大代古墳」(被葬者は第12代景行天皇)