ブログに投稿しようと撮っていた彼岸花の写真を見ると「あれまっ!?」、いつのまにやら半月以上過ぎていました。
吉野川南岸堤防の秋の風物詩です。見上げると松茂空港を飛び立った1機が轟音を残して雲間に消えて行きました。
夏の疲れかこのところなんだか身体が重く鼻風邪もあって無為に打ち過ぎ、先週から慌てて月末から車で出掛ける阿波古代史探訪関東調査旅行の宿舎・チケット等の手配に追われました。コロナ感染が少し落ち着いてきたとはいえ予約はそんなに混んでいないだろうと高をくくっていたのが甘かったようで10日間の旅行のうち土曜夜の予約に難渋。行動日程表は8月に出来ていたのに‥‥‥。
気が付いたら鼻の下に赤いおでき、何日か経ってまた右手首・肘に赤いブツブツが。痒いけど我慢出来る、と思っているうちに次第に大きくなってヒリヒリ感も。これはひょっとして帯状疱疹か?!思い切ってかかりつけの皮膚科へ。
「藤井さん、単純疱疹、ヘルペスです。飲み薬と軟膏を出しておきますね。山など木の多いところへ出掛けられるのでご注意下さいね。」ああ、ヤレヤレ。この女医先生、古代史にも関心をお持ちで私の「古代史入門」もお渡ししていたので先月9月26日付けの毎日新聞朝刊21面の『支局長からの手紙』のコピーをお渡しし「先生、凄い記事が載りました!」驚いた表情で記事に眼をやる先生に一礼をして帰宅した次第です。
そうです、この記事を書いて頂いた毎日新聞徳島支局長さんのお話しをさせて頂きたかったんです、今日は。
取材時から「今度魚を釣ったら魚パーティーをやりましょう!」「エッ、趣味なんですか?」「いや、こちらが本職です。定年で辞めたらどこかで魚を捌く仕事でもしますよ。」と冗談ぽく笑う声。「それは楽しみです、宜しくお願いします!」そんなやり取りがあり、記事が出て一両日経って支局長さんから連絡を頂き、わざわざ当該記事掲載新聞をお届けいただき、徳島津田の沖堤防で釣ったという見事なチヌも見せて頂きました。
私はたまたま留守でしたが妻はもうビックリ。「少し寝かせて熟成させてからお持ちします。」ホンマだったんやな、あの電話の話し。妻と2人心待ちにしていたら2日後夕方に来家。早速に3枚に下ろした立派なチヌの料理、包丁捌きに見入りました。正に玄人はだし、恐れ入りました。
食卓に次々に料理が並んでいきました。チヌのフルコース“チヌづくし”です。
ご紹介しましょう。① 刺身、② 中落ち、③ 皮ポン酢、④ 味噌汁、⑤ 塩焼き、⑥ チヌ飯(ごぼう入り)写真にすべてが写っていないのは残念ですが、まあその美味しかったこと、絶品でした。
3人で舌鼓をうちながらアルコールも入って夜遅くまで四方山話に花が咲きました。
お帰りの際、改めてお礼を申し上げました。「今日のチヌ料理は絶品でした!新聞記事も我々阿波古代史の勉強をしている者にとって現在望み得る最高の記事でした!今後も機会がありましたら是非取材をして頂いて記事にして頂けたら嬉しいです。」お酒の勢いを借りてお願いしちゃいました。心地よい夜風、空遠くそこかしこにお星さま。ぐっすり寝込んで白河夜船、翌日朝の爽やかさ。心浮き立つ一夜でした。