「古代史入門」の売れ行きその後‥‥‥

 このところの全国的なコロナ感染拡大、本県も一時一日3,000人台となり、身近な友人・知人の中にも感染者、濃厚接触者になる方が出るなど緊迫感が漂っております。そこへ猛烈な風の台風11号が西進していたかと思うとゆっくりと反転して日本に接近しつつあり、今宮古島、沖縄本島が気がかりな状況です。被害を最小限に、皆様くれぐれも早めの対策を致しましょう!

私も出来ることは早めに済ませておこうとお墓の様子を確認後、孫の誕生日プレゼントにと買っておいたDVDに加え、本好きな彼女のために紀伊國屋書店駅前店へと足を伸ばしました。自然に5月末に出版した私のAmazon本「古代史入門」の置かれている筈のコーナーへ。あらッ?無いのです、また。早速担当者の方に確認させていただくと、「先日売り切れたのですが、決算期に当たり追加納入をお願いするのを控えておりました。」とのこと。6月には20日間で5冊が売り切れ、すぐに追加で10冊置いていただいた分が2か月余で売れたことになります。単純計算で1週間足らずで1冊づつということに。有り難いことです。お買い上げ頂いた皆様に感謝致します。この中旬に追加を納品する予定になっております。

本といえば最近ショックな事がありました。先月20日の主催講座で配布しておいた質問票にご質問を頂いた内容に、さてどのようにお答えしようかと悩んだ末、先達にご相談したところ説得力のある説明をしていただき、参考までにと解説本を2冊ご紹介いただきました。早速県立図書館で1冊を確認、もう1冊は確認できませんでしたが、今後も広く活用が出来ると考え、2冊を古本で購入して確認できなかった本を開いてビックリ!?何と古事記等の神々を祀る神社を全国的に例示紹介しているにもかかわらず阿波の延喜式内社がただの一社も例示として掲げられていないではありませんか!(唯一例示紹介されていたのは徳島市二軒屋町の新造「忌部神社」)他県の聞いたこともないような神社が紹介されているにもかかわらずです。これが諸学者やこれに類する人々の手になる本、いや認識なのか。

しばらくして気を取り直して考え、そして決意しました。私のAmazon出版本には県内延喜式内社等特筆すべき神社について時代区分ごとに簡潔に説明してあるのですが、これでは足りません。県内主要神社の解説本がどうしても新たに必要であると。改めて単行本として上梓します。宣言して自分を追い込まないとズボラな私はすぐ易きに流れますので。でも書けるかなあ、今書き始めている岩利大閑著「道は阿波より始まる」の紹介・解説本、ライフワークの「古代阿波 “ 倭 ” 人全国進出の足跡」解説本も緒についたばかりなのに‥‥‥ 台風接近の中私の心もざわついています。これはまだまだボケてはいられません。道遠し、「倒れて後やむ」さあてどこまで進められるか。ジムでの毎週のトレーニングも気合いを入れ直してトレーナーを驚かせるぐらいでないと。先ずは課題のベンチプレス、家でも腕立て伏せに精を出そう!

 そういえば、YouTube動画配信もしばらく撮れていないよなあ。皆さん、今月中旬までには何とか ① 私達が被葬者アジシキタカヒコネの神と比定する「丹田(たんだ)古墳」(東みよし町丹田)、そのご祭神の「鴨神社」(同町加茂)、その母君タキリビメを祀る「田寸(たき)神社」(同)等を、②  日本書紀崇神紀六年に記述のある全国唯一社「倭大国魂神社」(美馬市美馬町)等をご紹介致しますので今しばらくお待ち下さいませ。

 丹 田 古 墳(東みよし町丹田)

 

 鴨 神 社(東みよし町加茂)

 

 田 寸 神 社(同)

 倭大国魂神社(美馬市美馬町)