当塾「阿波古代史講座」11月の開催について

 猛暑は収まるもその後も暖かさは続き、はて、いつまでと思っていたら、昨日辺りから朝晩冷え込んで来て、「急やなあ」とビックリです。
旅行も寒さが来る前で良かったと安堵しています。毎年恒例の阿波古代史探訪の旅、今年は10月23日(水)から29日(火)までの1週間、長野・山梨・静岡・愛知・三重・奈良と約1,900km、昨年の北海道・北東北の縄文遺跡群を中心の東日本(北海道・東北・関東)の旅15日間(2,700km)の半分以下の日数ですが、昨年同様大きな成果を得て帰ってまいりました。

 2日目、諏訪市の諏訪市博物館駐車場を出ようとした時、突然タケミナカタノカミが私に話しかけて来ました。
「私はタケミカズチノカミに負けて諏訪に逃げて来たのではない。遠い故里、祖先の地に帰ってきただけだ。」
突然のことに、「ええッ!?」
目の前が諏訪大社上社本宮だからなのか‥‥、しばらく車中で思いを巡らせていましたがいつまでも考えている時間もなく、夜ホテルに落ち着いてつらつら考えるに、ひょっとしたらタケミナカタノカミは、遠い遠い祖先からの言い伝えによって聞かされてきたルーツの地に阿波の文化を持ち帰ったのではないか、と考えるに至りました。
 古事記を読み始めた頃から疑問に思っていた「タケミナカタはなぜ信濃(長野県)へ逃げたんだろう?」という疑問の一つの答えが思い浮かんだように思え、今高ぶる心を抑えきれずにいます。

 前置きが長くなりましたが当塾「阿波古代史講座」の今月開催は次のとおりですので宜しくお願い致します。

 講座予告は、講座開催1週間前の日曜日に予定しているのですが、今月は9日(土)・10日(日)の1泊2日で一般社団法人みなみ阿波観光局主催のバスツアー(県立博物館・DMV乗車・海陽町博物館・芝遺跡・寺山墳丘墓・楠王神社・多良古墳群等)に参加予定ですので、2日早くお知らせ致します。

(と き)11月17日(日)13:30~16:00
(ところ)徳島市立考古資料館
(テーマ)「魏志倭人伝を読む」
~ 邪馬台国は九州か畿内か、はたまた阿波か ~

 ご欠席される方は資料準備の都合上14日(木)までに私の携帯番号へショートメールでお名前とご欠席の旨をご連絡下さいますよう宜しくお願い致します。
 また当欄をご覧になって初めてだけど講座を聴いてみたいという方は、当塾メールアドレス(fujii@kodaishi.org)までご受講の旨ご連絡いただければ資料等受け入れ準備をさせていただきますので宜しくお願い致します。連絡が困難な場合は当日直接会場へお越しいただいても結構です。(資料をご準備出来ていない場合もあり得ますので、その場合はご了承下さいませ。)
 なお、講座に関して考古資料館へお問合せをいただいても資料館ではお答えいただけません。研修室をお借りしているだけですのでこの点どうか宜しくお願い致します。

(※ 受講料1回500円(配布資料を含む。)、続けてご受講いただく場合、別途テキスト(2,500円)A3資料(1,300円)をお買い求めいただくことになりますのでご了承のほどお願い申し上げます。)

 おって、私の古代史活動を取り巻く諸情勢の変化(HP管理運営(写真解説、ブログ、YouTube動画配信)、新たな試みのYouTube動画での「古代史解説」等)に伴い、来年令和7年1月以降は隔月開催(1月・3月・5月・7月・9月・11月の計6回)とさせていただきたく何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

 向こう3回の講座予定は現時点では次のとおりです。今後の新たな事情等により変更の可能性もあることをお含みいただければと存じます。

● 12月15日()第3日曜日 確定

(テーマ)「天香具山と古代“飛鳥”の地」


● 1月19日()第3日曜日 確定

(テーマ)「柿本人麻呂の謎を解く」


● 3月16日()第3日曜日 未確定(12月17日から予約申込可能)

(テーマ)「阿波古代史探訪」報告(中部・東海・近畿)

~ 長野⇒ 山梨 ⇒ 静岡 ⇒ 愛知 ⇒ 三重 ⇒ 奈良 ~

 朝晩の冷え込みで体調管理が難しい頃です。どうかご自愛賜りお互い元気にてお目にかかることが出来ますよう楽しみにしております。 以上