待望の古代史少年現る!

 私が昭和54年徳島県庁に入庁した数年後から今日に至るまでズーっとお世話になっている歯科医の先生のお孫さん(現在小学3年生)が物ごころがついた頃から神社に興味をもっていて、ご家族で休みの度に県内あちこちの神社にお参りに行っていたそうで、そのうち鳥居にも興味を示していろいろな種類の鳥居があることを覚えているとのことでした。

 3年前であったか、お孫さんと先生ご夫妻を案内して佐那河内村の「天石門別神社」と神山町の「少童神社」へ行ったことがありましたが、道中道路脇の神社の鳥居を見て指さし、「アッ、リョウブトリイ(両部鳥居)!」と声をあげたので、私が「ボク、今の鳥居がリョウブトリイってわかるん?」と訊くと「ウン」。

 いやあ驚きました!私が両部鳥居が分かるようになったのは平成26年に本格的に古代史の勉強を始めてからでした。

 2か所の神社を回ったときも、お孫さんは何気ないようでもよく見ているように感じました。

  そうして今年の夏休みが始まった頃先生からご連絡をいただき、

「孫が夏休みの “ 自由研究 ” で神社について書きたい、と言っているのでので助言をしてくれませんか。」とのことにてご家族で我が家までお越し下さいました。

 小学3年生ということもあり、「今まで訪れた神社を写真入りで地図に落として祭神を書いたらどうですか。そうすれば来年以降に繋がっていくのではないかと思います。」とお話しました。

 2週間も経たないのに先生からご連絡をいただき、「出来上がったので学校へ提出する前に見てやって下さい。」と、パソコンに添付ファイルで送って下さいました。

 見てビックリ!?

それは私の想像を大きく超えるものでした。何と地図だけではなくレポート作文まで書いていたのです。またその内容のしっかりしていること!

ひょっとしたらこの子は‥‥

将来に夢を抱かせてくれる希な人材かも。いやはや末頼もしい限りです。

 既に学校へ提出済みで先生のご了承もいただきましたのでその成果をご紹介致します。

皆様どうかよくご覧いただき、ご一読下さいませ。

 私も精進しなければ。大いに刺激を受けた夏でした。

 

 いかがでしょうか。

ご意見等がございましたら、また私のホームページのメールアドレス(fujii@kodaishi.org)まで頂戴出来れば幸いです。

以 上