孫の運動会

 去る9月29日(日)小学一年生の孫の運動会を見学に行って参りました。

それまでの猛暑は収まったとはいえまだまだ暑さが応える季節、陽射しが強くないことを祈りながら目覚めると曇り空、ホッとし少し妻と早めに福島小学校に着きました。

 この学校の歴史は古く、明治6年(1873)に徳島藩公族(一門)の蜂須賀隆芳(はちすかたかよし)侯(忌部神社宮司)によって創立されました。

校訓は「就将(しゅうしょう)」、エッ何? 恥ずかしながら寡聞にして知りませんでした。慌てて調べたら、

「日(ひび)に就(な)り月(つきづき)に将(すす)むよう努めて励めば立派な人物になる。」

つまり、「毎日毎日少しづつ一生懸命努力を続ければ立派な人物になる。」という意味だそうです。

恐れ入りました。

 午前8時40分、開会式が始まりました。 

 全校生徒が集合して校長先生のご挨拶

 生徒はみんなクラス毎にそれぞれ所定のテントで出番待ち

一年生の後ろには5・6年生の上級生が後ろで見守ってくれています。

さあ、孫の出番です。

 1種目目は、ハードルをくぐり抜け、前に置いてある玉を拾ってその前の何色かが書かれている板をひっくり返して自分の拾った玉と板に書かれた色が同じであればそのままゴールへ、違っていれば板に書かれた色の玉を元の位置まで戻って拾い直すという面白い競技です。

これなら足の速い子が勝つとは限らないのでみんなに配慮の面白い競技ですね。単純に足の速い子の走りも見てみたいとも思いましたが。

 ちなみに私は走るのが遅くていつも最下位争いでした(苦笑)

足が速く小さい頃から1等ばかりで地域や職場の運動会でも景品をたくさん貰っていた父がある年運動会を見に来てくれるというのでちょっぴり憂鬱で緊張、いやな予感がしていました。

案の定私の走りを見て憮然として帰りました。帰宅したら顔を見るなり大目玉!

そんなこと言われても‥‥こればかりは母の遺伝でどうにもなりません。「お父さん、お母さんを選んだのは貴方ですよ。」

 保護者の方々も引かれたロープの外にズラリと並んでスマホやカメラ・ビデオを手に大声で応援です。

 出番でない子の保護者もいろんな種目を興味津々、ジーッと見つめています。

 孫の次の出番は恒例の玉入れ競争

 みんな懸命に拾っては投げ上げ拾っては投げ上げ、思わず「頑張れ~ッ!」

結果は残念ながら3組の中で一番少なかったですが、みんなお行儀の良いこと。優勝したクラスに大きな拍手です。

 各学年2種目づつでしたが、やっぱり運動会の華ははリレーですよね。3年生・6年生のクラス対抗(この頃は人数が少なく各クラスを紅白に分けてバトンを増やしています。)を思わず固唾を飲んで見入ってしまいました。応援するのはやはり最後尾のクラス、

「赤、頑張れ~ッ!!」思わず大声が出ました。

 最後にはカーニバルのように動物・怪獣の縫いぐるみも登場、軽快な音楽に生徒も保護者もみんな加わって踊り始めました♬

 大盛り上がりの中、正午前に閉会式

孫の動きをズーッと追いかけて心地よい疲れを覚えながら運動場を後にしました。

一旦帰宅して孫の希望どおり焼き肉店へ。家族一同大いに満足の楽しく嬉しい一日でした♪